名木田恵子
名作「赤い実はじけた」の著者が永遠・普遍のテーマでおくる、
いまいちばん読みたい恋物語。
詩人・文月悠光さん絶賛!
読売KODOMO新聞掲載
主人公・水鳥(みどり)には咲野(さくや)と暁生(あきお)という大切な二人の幼なじみがいる。三人の仲間の中で、水鳥は秘密を抱えている。ひとつは、詩を書いていること。もうひとつは、同性の咲野に特別な感情を抱いているということ。中学2年の秋、暁生の友人の眩(げん)が仲間に加わり、水鳥の詩が彼の目に触れたことで、三人の関係に変化が訪れる……。 相手を想えばこそ言葉にできない切なさを、名作「赤い実はじけた」の著者が鮮やかに描く、永遠・普遍の恋物語。
名木田恵子・著 紺野キタ・装画
●発売:2018年11月下旬 ●仕様:四六判・上製・192ページ
●定価:1650円(税込) ●対象:小学校高学年〜中学生・一般
●発行:出版ワークス ●ISBN:978-4-907108-30-4-C C8093
主人公。咲野と暁生とは幼稚園の頃からの幼なじみ。一見おとなしく見えるけれど、内に情熱を秘めている。 帰宅部。詩を書いていることは秘密にしている。 父親が単身赴任で、母親はタクシードライバー。
顔だちも性格もはっきりしている。活発で成績もよい。ヒップホップダンス同好会に参加している。 両親が高齢なことを気にしている。
だまっているとイケメンだが、咲野にしょっちゅう「ぼんくら」とからかわれている。 小学校で始めた空手をやめて、陸上部の長距離ランナーになった。 引きこもりの兄と共働きの両親がいる。
暁生のかつての空手仲間で、偶然の再会をきっかけに3人と親しくなる。私立の進学校に通っていて、咲野が認めるくらい顔面偏差値も高い。ミステリアスな魅力がある。裕福な家庭のようだが、自分のことはあまり語りたがらない。
3人に出会う前の眩を助けてくれた「白さんご」の店主。
ストーリーの中盤で、親しくなった4人は、ライブや映画など、いろいろなところへ出かけます。
12月のクリスマスシーズンに向かったのは、新宿南口のイルミネーションスポット「新宿ミナミルミ」。
主人公たちに思いをはせながら、足をはこべば、物語をいっそう深く楽しめます。